『やさしく解説 5分で読める『影響力の武器』』(黒木香苗 著)
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影響力の武器を買うか迷って読了。
Kindle unlimited に大量に存在するジャンルの一つがこの要約系の本だ。
名作小説などは、文体そのものが価値なので、実際に読みたいが、ビジネス本は、それも特に海外のビジネス本は、しんどい時もある。
海外のビジネス本は具体例が詳細な分、電話帳ばりにぶ厚く、読むのに根性がいる。その根性に見合う内容で、今後数十年の仕事にいかせる内容であれば良いが、ご存知の通り、ビジネス本の当たりとハズレの距離は果てしなく大きい。
当時は衝撃的であったであろう内容だが、セールスの現場を経験した人間には、新たな発見や驚きはないだろう。それだけ、世間に認知されている名著ともいえるのかもしれない。
読書案内人であるお姉さんの地の文は、星マークを乱発するパッパラパーぶりで、「怖いので詳細を省きます。」という、謎の記述が繰り返され、ホントにあんた読んだのかいな?という疑問を抱かざるを得ない。
読みやすい文と、軽薄な文を履き違えているので、読んでて辛かった。